カーディガンは乾燥機ok?— 素材と編み方で判定が分かれる
カーディガンの乾燥機可否は「素材」と「編みの粗さ」で決まる。綿/ポリエステル混の薄手はOK、ウール/カシミヤ系はNG、シアーレース系は中間。素材別の判定とユニクロ・GU 主要ラインの目安。
結論 — 素材で分かれる
カーディガンを乾燥機にかけていいかは、編み目の粗さより素材で決まる。綿100%・ポリエステル混の薄手カーディガンは低温なら問題なし。ウール/カシミヤ/モヘアはほぼ全滅(フェルト化)。シアーレース・スカラップ系は装飾の引っかかりで穴が空く可能性があり、ネット必須。
綿100% / 綿混の薄手 — 低温なら OK
ユニクロのウォッシャブルミラノリブ、スカラップクルーネック、コットンブレンドリラックスVネックなど綿主体のカーディガンは低温(60℃前後)で問題なく回る。縮みは1回目で2〜3%、3回目以降はほぼ収束する。
ボタンが樹脂製なら問題ないが、貝ボタンや金属ボタンは熱で変形/変色するのでネット使用が安全。前を留めずに回すと型崩れしやすいので、ボタンを留めて裏返してから入れる。
ウール / カシミヤ / モヘア — NG
動物性繊維のカーディガンは乾燥機禁止。摩擦と熱でフェルト化し、サイズが半分近くまで縮む。ウール100%のカーディガンを1回回しただけで子供用サイズになった例は珍しくない。
タグに「タンブル乾燥可」と書いてあっても信用しない。Woolmark Tumble Dry 認証マーク(縮絨加工済み)が付いている特殊品だけが例外で、通常のウールカーディガンは平干し一択。
シアーレース / スカラップ系 — ネット必須
ユニクロのシアーレースクルーネック、GUのレース付きカーディガンなど、装飾編みの薄手はネット使用+低温+短時間(15〜20分)で対応可能。
リスクは縮みより「引っかかり」。ファスナーや他衣類のボタンに絡んで穴が空く。ネット使用なら9割回避できる。乾燥機自体は素材的にはOK(ポリエステル/ナイロン混が多い)。
タグの「家庭用タンブル乾燥機対応」表示
一部のカーディガンには「家庭用タンブル乾燥機対応」と明記されている。これは形態安定加工+縮絨処理が入っている証拠で、表示通り回せる。ユニクロのウォッシャブルシリーズの一部、GUの一部商品が該当。
ただし「家庭用」が条件。コインランドリーの大型乾燥機は温度が80℃超えるので、対応表示があっても素材がウール系なら避ける。
乾かしたあとの型崩れ対策
カーディガンは肩のラインが崩れやすい。乾燥機から出したら干すのではなく、平らに置いて手で形を整えると元に戻る。ハンガーに掛けたまま吊るすと、ハンガー痕が肩に残る。
袖だけ伸びる場合は、半乾きで取り出して袖を内側に折り込んで自然乾燥。3〜4時間で完全乾燥する。